7月15日、SUGOサウンドフェスティバル第4戦。今回は友野 龍二選手に加え、MOTO CORSE SHOWROOM店長、塙 政則選手もエントリー。2台体制での参戦となりました。
前回の第3戦ではクラス優勝に加え、水冷ツインをも上回るタイムで、「ツイン最速」の称号を手にした友野選手とDB5C。今回も馬力に勝る水冷DUCATI、国産4気筒たちとの混走ではあるが、高いコーナリングスピードと鋭い立ち上がりを武器にレースに挑む。
今回ゼッケンNo.3、友野選手のマシンには、brembo モノブロックレーシングキャリパーを装着。もともと、軽量な車体を減速させるには充分なブレーキシステムを持つDB5Cだが、より高度なコントロール性を追及した。
ゼッケンNo.7、塙選手のマシンにはレーシングパターンのクイックシフターを装着。シフトアップの際、自動的に点火がカットされクラッチ操作が不要となる。各マシンには、ライダーに合わせ若干のモディファイが加えられた。
レース当日。台風4号の影響は菅生でも大きく、コースコンディションは朝からヘビーウェット。早々にレインタイヤへ換装し、タイヤウォーマーにより入念にウォームアップが行われる。
ここスポーツランドSUGOは、仙台出身の塙選手のホームコース。タイヤ温度の上がらないウェットコンディションの中行われた予選で、塙選手はクラス1位(総合4位)を獲得。友野選手はクラス3位という好タイムをマークしながらも、レインコンディションとマシンのマッチングに悩み、4周でリタイヤとなった。
雨足が強まる中、決勝スタート。グリッド2列目から絶妙なスタートでホールショットを獲った塙選手は、その後も数周にわたりトップを独走。後半、CBR1000RR、YZF-R1の2台にストレートでかわされるが、そのままのポジションを守り切り、空冷ツインクラス優勝・全ツイン勢最上位を獲得。多くの水冷DUCATI、国産4気筒勢を後ろに従えての堂々とした走りであった。
再び「ツイン最速」の称号を得たDB5C。次回は8月5日、岡山国際サーキットで行われるモト・レヴォリューションに参戦します。皆様応援よろしくお願いいたします。