全日本を目指すSUGO選手権と、様々な車種のサンデーレースが融合した、SUGOロードレースシリーズ&サウンドフェスティバル。6月3日に行われた、第3戦にDB5C-1080がエントリーしました。
今回のテーマは軽量化。DB5C-1080の一番の武器である、軽量・シャープなハンドリングを、さらに突き詰めるべく、車体の分解が開始された。
マグネシウム、チタニウム、カーボンなど軽量部品の採用や、バッテリーケースなど車体各部への加工など、少しずつではあるが確実に軽量化を進める。
レース用軽量ドライブスプロケットに加え、DID製GPマシン用スペシャルチェーンを装着。軽量化と共に、フリクションロスを低減。
エンジンオーバーホールを終え、ダイノマシン上で最終調整が行われる。さらにスムーズでパワフルなセッティングが施される。
CBRやGSX-Rなどの国産4気筒や、DUCATI 998など水冷ツインとの混走となった、空冷ツインクラス。予選では水冷を含むツイン勢最速(総合7位)タイム、1'42.129をマーク。
決勝は、友野選手得意のロケットスタートにより7位から一気に2位へ浮上。その後、トップスピードに勝る国産4気筒にストレートでパスされるも、インフィールドでは他を寄せ付けない速さを見せた。
「空冷ツイン最速」の異名を取る友野選手らしい、マシンの特性を知り尽くしたライディングで、見事優勝(水冷を含むツイン勢最上位)。ついに「ツイン最速」の称号を得た、DB5C。次回は7/15、場所は同じくSUGO。ご期待下さい。