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8.19 筑波モト・ルネッサンス 3時間耐久 参戦結果

8月19日(日)バイクの日、筑波サーキットで行われた、モト・ルネッサンス・Lover‘s TWIN & Euro Four 3 Hours Endurance Raceに参戦しました。ライダーは、DB5Cと共に全国のツインレースを席巻中の「ツイン最速」友野 龍二選手と、鈴鹿8耐14位完走、菅生6耐2連覇という戦歴を持つMOTO CORSE SHOWROOM、塙店長。関東随一のテクニカルコース、筑波サーキットを3時間走りきる耐久レース。真夏の開催ということもあり、ライダーはもちろんのこと、空冷マシンであるDB5Cにも過酷なレースとなりました。

午前中に行われた予選では、友野選手が1分3秒383をマークし、水冷ツインを含む全車中最速タイムでのポールポジションを獲得。最速伝説の始まりです。

16台のマシンと40名のライダーたち。MOTO GUZZI、Buellから最新のDUCATI 1098まで多彩な車種が集まった。

スタートライダーは塙店長。ル・マン式スタートからホールショットを奪い、追いすがる水冷ツインを引き離し順調に周回を重ねる。

3時間の配分は、それぞれのライダーが45分を2回ずつの走行。ピットインでのロスタイムを嫌った作戦だが、ライダーへの負担は大きい。

トップを譲らぬまま、友野選手に交代。タイム計測用のトランスポンダーを移設し、60km/hの速度制限が設けられたピットロードを行く。

2位を走る西田選手(DUCATI MHe)との接近戦。周回差1周で先行しているため無理な競り合いはせず、3時間というレース全体を考えた友野選手ならではのシュアーな走り。

DB5A/CでMIX(空冷&水冷)クラスへ参戦した、ライダースクラブ誌竹田津キャプテン(パートナーはDUCATI 749Rの江本選手)。いつもながらの美しいフォームとスムーズなライディングで周回を重ねてゆく。

直前の海外レースで痛めた肋骨をかばいながらも、順調に周回を重ねていく。DB5A/Cのトルクフルで扱いやすいエンジン特性が、ライダーを助けた。(レース後の検査では、肋骨は骨折していた事が判明。重傷とはとても思えない走りだった。)

塙店長2度目の走行。1分4秒から5秒という速いラップタイムながら、安定した走り。ストレートでは長身を折りたたみ懸命に体を伏せ、空気抵抗を減らす。

最終ライダー、友野選手にタッチ。低下してきたタイヤグリップを探りつつバンク角を抑える。体力の消耗の激しいレース終盤にもかかわらず、「速く」、「繊細な」走りが印象的だった。

ついに長かった3時間が終わり、トップでチェッカーを受ける。真夏の筑波、162周を走りきったDB5Cは、初の耐久レースで「速さ」と「信頼性」を改めて証明した。

「他を寄せ付けない速さ」に加え、冷静かつ緻密なレース運びを見せた友野選手。空冷ツインクラス優勝はもちろん、水冷ツインを含めてもトップタイムを記録し、総合優勝。再び「ツイン最速」の座を得る。

3時間を共に戦い抜いた、ライダーとDB5C、そしてスタッフ。友野/塙組のAC(空冷)クラス&総合優勝に加え、竹田津/江本組もMIX(空冷&水冷)クラス優勝という、最高の結果に終わった。

猛暑の中応援いただいたお客様、スポンサー各社様、様々な形でサポートしていただいた皆様、誠にありがとうございました。 DB5Cの挑戦はまだ終わりません。次回は11月4日、岡山国際サーキットで行われるモト・レヴォリューションに参戦します。2007年の締めくくりで、ツインレース完全制覇を目指します。応援よろしくお願いいたします。